Meta広告 LTV 広告予算
LTVからMeta広告予算を決める方法|店舗向け計算手順
この記事の結論
Meta広告予算は、競合の金額ではなく、自店の顧客一人が生む粗利から逆算します。LTVに粗利率を掛け、広告以外の変動費と確保したい利益を引くと、顧客一人を獲得するために使える上限が見えます。さらに来店率・成約率で割り戻して、予約一件あたりの許容CPAを求めます。
最初にそろえる数字
- 平均客単価
- 平均購入・来店回数
- 粗利率
- 予約から来店する割合
- 来店から成約する割合
- 広告以外に発生する変動費
- 確保したい利益
数字が分からない場合は、直近3ヶ月など期間を決めて平均を出します。精密さより、同じ定義で継続して更新できることが重要です。
LTVと顧客粗利を計算する
LTV = 平均客単価 × 平均利用回数
顧客粗利 = LTV × 粗利率
たとえば単価だけで判断すると、継続利用が多いサービスの価値を過小評価します。反対に、売上だけで広告費を決めると、原価や人件費を考慮できません。
許容顧客獲得単価を決める
許容顧客獲得単価 = 顧客粗利 − 広告以外の変動費 − 確保したい利益
ここで求める金額は「使ってよい最大額」です。運転資金や回収期間も考慮し、最初から上限いっぱいを使わず、安全な目標額を別に設定します。
予約CPAへ割り戻す
許容予約CPA = 許容顧客獲得単価 × 来店率 × 成約率
例として、許容顧客獲得単価が30,000円、来店率80%、成約率50%なら、予約一件あたりの上限は12,000円です。これは説明用の計算例であり、実際には自店の数字を使います。
予算を増減する判断
- 計測が正しく、予約後の数字まで更新されているか確認する
- 目標CPA以内でも、予約枠や対応人数に余裕があるか確認する
- 予算を一度に大きく変えず、結果を記録する
- CPAだけでなく、来店率・成約率・回収期間も再確認する
LTVは固定値ではありません。価格、継続率、商品構成が変わったら、許容CPAも更新します。
よくある質問
- QLTVは売上で計算してよいですか?
- 広告予算の判断には、売上LTVだけでなく粗利率や変動費を反映した顧客粗利を使う方が安全です。
- QLTVが分からない新店舗はどうしますか?
- 事業計画上の仮説で上限を置き、実績がたまるたびに更新します。最初は小さな予算で計測と予約後の記録を整えます。
自店のMeta広告を一緒に整理する
広告を始める前でも、現在の運用に悩んでいる段階でもご相談いただけます。
